柄と色合わせのこだわり
丁字茶色の京都西陣織の上着を使用した唐草花文様のお殿様
唐草花文様の丁字茶色の衣装を纏った雛人形は、生命の繁栄や調和を象徴し、赤ちゃんの無垢さを反映しています。唐草模様は古来から愛され、温もりを感じる丁字茶色は家族の絆を示します。雛祭りでは、健康と成長を祈る意味が強調され、手作りの温もりが感じられるこの人形は、未来への願いを込めた大切な存在です。毎年、伝統を受け継ぎながら赤ちゃんに幸せな未来をもたらします。
柿色の京都西陣織の上着を纏った唐草花文様のお姫さま
唐草花文様の柿色の雛人形は、春の訪れを感じさせる美しい存在で、赤ちゃんの健康と成長を願う「雛祭り」の象徴です。唐草模様は生命の繁栄や長寿を表し、柿色は家庭の幸福と愛情を示します。この人形は親の心が込められたもので、可愛らしい姿は見る者に安らぎを与えます。伝統を受け継ぎながら優雅さと親しみやすさを持つこの雛人形は、家族の絆を深める大切な宝物として愛され続けるでしょう。
お顔のこだわり
Kumakura madeの頭。 himawari へのこだわり
熊倉基安の「himawari」は、橙色の紅とシャドウで元気な雰囲気を表現しています。温かみのある色彩がエネルギーを与え、生き生きとした印象を与えます。金色の天冠が高貴さと活力を加え、「お人形は顔がいのち」にふさわしい技術と感性が詰まった作品です。伝統を守りつつ新しい美を探求する姿勢が魅力的です。
生地のこだわり
京都西陣織
西陣織は、京都の伝統的な織物で、1976年に国の伝統的工芸品に指定されました。特徴は多品種少量生産で、金糸や銀糸を使った豪華な「金襴」、爪を使って丁寧に織る「綴」、多彩な模様の「唐織」などがあります。複雑な工程を経て制作され、高級品とされるその美しさは国内外で評価されています。
デザインのこだわり
花の配置や色合わせ
このデザインの主役は、「ダスティーオレンジ」のノスタルジアマムです。花言葉は「長寿」や「幸福」で、新しい命の誕生を祝うにふさわしい象徴です。温かく落ち着いたオレンジの色合いは、赤ちゃんの未来が光り輝き、健やかに成長する願いを込めています。ベースには手揉み和紙のシャンパンゴールドを使用し、ゴールドラメの水引が繊細に輝き、高級感を演出します。シャンパンゴールドの温かみは、家族の愛情に包まれた赤ちゃんの幸せな未来を象徴し、光を反射するゴールドラメは新たな命の輝きを映し出します。
祈ドールを支える技術
「温故知新」をテーマに、全国の職人と共に創り上げる祈ドール
祈シリーズのデザインは祈デザイナーが手掛け、全国各地の熟練職人の協力を得て製作されています。日本各地の伝統技術を守り、次世代へと継承していくことを使命に、職人たちに依頼することで、一つ一つの作品に深い歴史と技が宿ります。古きを知り、新しきを生み出す「温故知新」の精神を大切に、創作に取り組んでいます。