INORI DOLL Hina
西陣織は、京都の伝統的な織物で、1976年に国の伝統的工芸品に指定されました。特徴は多品種少量生産で、金糸や銀糸を使った豪華な「金襴」、爪を使って丁寧に織る「綴」、多彩な模様の「唐織」などがあります。複雑な工程を経て制作され、高級品とされるその美しさは国内外で評価されています。
このデザインは、カフェオレ色のヤエバラ、ダリア、クリームベージュのハイドランジアをメインに使った、優雅で温もり溢れる作品です。ヤエバラの花言葉「幸福」は赤ちゃんの純粋な喜びを表現し、ダリアの「感謝」と共に愛情深い時間を彩ります。クリームベージュのハイドランジアは「永遠の絆」を象徴し、家族の強い絆をイメージさせます。真鍮色の実やリーフが温かさとエレガントな輝きを加え、カフェオレトーンの柔らかな色彩は穏やかで安心感を与えます。
祈シリーズのデザインは祈デザイナーが手掛け、全国各地の熟練職人の協力を得て製作されています。日本各地の伝統技術を守り、次世代へと継承していくことを使命に、職人たちに依頼することで、一つ一つの作品に深い歴史と技が宿ります。古きを知り、新しきを生み出す「温故知新」の精神を大切に、創作に取り組んでいます。
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